鏡のなかの鏡―迷宮 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる,30の連作短編集.ひとつずつ順番に,前の話を鏡のように映し出し,最後の話が最初の話へとつながっていく.このめくるめく迷宮世界で読者が出会うのは,人間存在の神秘と不可思議さである.『モモ』『はてしない物語』とならぶ,大人のためのエンデの代表作.
内容(「BOOK」データベースより)
鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる30の連作短編集。一つずつ順番に、前話をゆがんだ鏡像のように映しだし、最後の話が最初の話へとつながって、読者をめくるめく意識の迷宮へと導く。人間存在の神秘と不可思議さを映し出す鏡の世界の物語は、『モモ』『はてしない物語』とならぶ、エンデの代表作である。
ヌレエフの犬―あるいは憧れの力 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ニューヨーク、作家トルーマン・カポーティのパーティで、彼らはお互いを「見出した」。エレガントなロシア人ダンサー、ルドルフ・ヌレエフとぶかっこうでパッとしない毛色の太った犬、オブローモフは。彼らの親しい関係は、ヌレエフの死を越えて存在し続け、オブローモフを思いがけない愛の証明へと駆り立てた。
内容(「MARC」データベースより)
エレガントなロシア人ダンサー、ルドルフ・ヌレエフと、不恰好でパッとしない毛色の太った犬、オブローモフ。彼らの親しい関係は、ヌレエフの死を越えて存在し続けた…。おかしくて悲しい友情物語。
ノート〈1〉万里の長城 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
カフカ・コレクションの「ノート」は、作者自身が書いたときの姿に限りなく近い形で再現されている。したがって作品の成立過程がはっきりと見てとれる。読者は小説家カフカの秘密、未知の面白さを発見することができる。「ノート1」は、手稿の前半部分から16篇を収録。
内容(「MARC」データベースより)
カフカが残した手稿を、彼自身が書いたときの姿に限りなく近い形で再現。作品の成立過程やカフカの秘密、未知の面白さを発見することができる一冊。「ノート1」では、手稿の前半部分から16篇を収録する。
1812初版グリム童話〈上〉 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
一八一二年、グリム兄弟はドイツで昔から口伝えで語り継がれてきた話をまとめ、『グリム童話集』初版を刊行。その後改訂を重ねた。一般的によく知られているのは第七版の物語だが、それでも初版のもつ魅力が色あせることはない。
人間味あふれる言葉、率直に表現された残酷さ、不合理な結末……。そこには昔話の原点ともいえる素朴な味わい、「口伝え」ならではの魅力が色濃く漂っている。
上巻には、『ヘンゼルとグレーテル』『赤ずきん』『白雪姫』など有名な話のほか、初版にのみ載録された『長靴をはいた雄猫』『青髭』を含め、四十五話を厳選し収録。
内容(「BOOK」データベースより)
1812年、グリム兄弟はドイツで昔から口伝えで語り継がれてきた話をまとめ、『グリム童話集』の初版を刊行。その後第七版まで改訂を重ねた。一般的によく知られているのは第7版の物語だが、それでも初版のもつ魅力が色あせることはない。人間味あふれる言葉、率直に表現された残酷さ、不合理な結末…。そこには昔話の原点ともいえる素朴な味わい、「口伝え」ならではの魅力が色濃く漂っている。上巻には、『ヘンゼルとグレーテル』『赤ずきん』『白雪姫』など有名な話のほか、初版のみに載録された『長靴をはいた雄猫』『青髭』を含め、45話を厳選し収録。
エーミールと三人のふたご (単行本(ソフトカバー))
出版社/著者からの内容紹介
どろぼうを追跡してみごとにつかまえた,少年たちの大活躍から2年.お母さんの再婚という大きな悩みをかかえたエーミールは,ちょうど〈教授〉の誘いもあってふたたびベルリンのおばあさんのもとへ.そこで仲間たちといっしょに巻きこまれることになった今度の事件とは? 「エーミールと探偵たち」の続編.
内容(「BOOK」データベースより)
少年たちのどろぼう追跡の大活躍から2年。エーミールは、夏休みにふたたびベルリンを訪れ、仲間たちと再会します。そしてまた巻きこまれる今度の事件は?「エーミールと探偵たち」の続編。小学4・5年以上。
黒い兄弟〈下〉 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
煙突掃除の少年たちの友情を描いた不朽の名作、待望の復刊!けなげに生きる秘密結社(黒い兄弟)の仲間たちの、波乱万丈の物語。
内容(「BOOK」データベースより)
秘密結社“黒い兄弟”の一員として迎えられたジョルジョ。仕事にもようやく慣れ、親方からも信頼されはじめるが、運命は、思いもかけない方向に…。いよいよ明かされる、親友アルフレドの秘密…。そして狼団との対決は。秘密結社「黒い兄弟」の仲間たちの波瀾に満ちた物語。
飛ぶ教室 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
少年たちの知恵と勇気を描いた児童文学の傑作。高等学校の寄宿舎で、個性あふれる少年たちと先生が織りなす心あたたまる物語。ドイツの国民的作家ケストナーの代表作。小学上級から。
内容(「MARC」データベースより)
ギムナジウムの寄宿舎で、個性あふれる少年たちと先生が織りなす心あたたまる物語。ドイツの国民的作家ケストナーの代表作の新訳。
ヴェニスに死す (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
旅先のヴェニスでふと出会った,ギリシャ美を象徴するような端麗無比な姿の美少年.その少年に心奪われた初老の作家アッシェンバッハは,美に知性を眩惑され,遂には死へと突き進んでゆく.象徴と比喩に満ちた悪夢のような世界を冷徹な筆致で描き切り,その果てに永遠と神秘を垣間見させるマンの傑作.(解説=川村二郎)(改版)
内容(「BOOK」データベースより)
旅先のヴェニスで出会った、ギリシャ美を象徴するような端麗無比な姿の美少年。その少年に心奪われた初老の作家アッシェンバッハは、美に知性を眩惑され、遂には死へと突き進んでゆく。神話と比喩に満ちた悪夢のような世界を冷徹な筆致で構築し、永遠と神泌の存在さえ垣間見させるマンの傑作。
ブリキの太鼓 第2部 (2) (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
3歳の時から成長のとまった小男のオスカルの半生を太鼓にのせて語る、死者のためのレクイエム。猥雑、怪奇、偏執のイメージの奔流の中で悪のビートがなり響く。ノーベル文学賞受賞作家の出世作。
はてしない物語 (上) (単行本(ソフトカバー))
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いじめられっ子の少年が、不思議な本の世界に入り込んで、数々の冒険を繰り広げる傑作ファンタジー。著者のミヒャエル・エンデ(1929-1995)は、児童文学という枠を越え、作品を通じて現代社会に対するさまざまな警鐘を鳴らし続けた、ドイツを代表する作家である。1979年に発表された本書は、『モモ』 『鏡のなかの鏡』とならぶエンデの代表作として名高い作品だ。 デブでチビの少年バスチアンは、古書店で目にした1冊の本に目を奪われ、たちまちその世界に魅了されてしまう。ファンタージエンという国を舞台にしたその物語では、女王「幼ごころの君」が病に倒れ、何もかも飲み込んでしまう「虚無」が王国を滅ぼそうとしていた。女王の特命を受けた主人公アトレーユは、その危機を救うべく探索の旅に出る。しかし、アトレーユの冒険の中には、読み手であるバスチアン自身の話までもが書かれていた。 幸いの竜フッフールをはじめとするユニークな怪物たち、古今東西の名作をモチーフにした挿話。そして、随所に挿入される「けれどもこれは別の物語…」という意味深長なキーワード。エンデの遊び心が存分に散りばめられた物語からは、世代を問わず誰もが、何度読み返しても、新たな発見を見つけ出すことができる。なぜなら、「幼ごころの君」が象徴するように、本書を通じてエンデが語りかけるのは、すべての人の心にある「永遠の子ども」に対してだからだ。本書にはまさに、果てのない物語が幾重にも広がっているのである。(中島正敏)
出版社/著者からの内容紹介
バスチアンはあかがね色の本を読んでいた-ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前.その国を救うには,人間界から子どもを連れてくるほかない.その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年-ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ,この国の滅亡と再生を体験する.